zoomと関大LMS、Microsoft365の併用で進める授業が2クール過ぎ、学生のリテラシーは確実にあがっています。一方で、新しい情報ルート(例えばPadletのような簡単なものでも)を紹介するごとに、人数の大きいクラスはかならずといっていいほどラグがでる学生がでてきます。これのフォローアップにまだ手間がかかることを鑑みると、この春学期全体が終わるころに皆のスキルが定着する、というのが現実的なところではないかと感じます。
インタラクティブかつテンポのよいクラスを運営しようとすると、細かな点まで配慮する必要が出てきます。例えば、ファイルを授業中に送付して、それをDLしてもらう場合に、学生がスマホではファイルがすぐに閲覧できない、チャットからファイルの受信ができない設定になっている、などといったトラブルは発生します。メール送付をする、LMSに載せておくなど、授業中にすぐに対応できるよう、オプションとしての手法はいくつか想定し準備をしておく必要があります。
パワーポイントなどの作成も、通常の教室における授業で使用するスライドのままでは、遠隔授業の学習者にとっては視覚情報が不足していることが多いので、加工をさらに加えたり、通常授業であれば加えていた学生間や教師と学生のやり取りが不足してマンネリ化しないよう、他情報をあえて加えたりといったことをすると、1回の授業の準備に通常の2倍は時間がかかることもあります。この手間を怠ると、授業はかなり刺激の少ないものとなり、いわゆるe-Learningが参加・関与度合いがどんどん薄くなり脱落者が出るといった結果を迎えてしまいます。遠隔授業は、通常の教室空間で行うものと、同じではないし、同じことをしようとしてはいけない。また、遠隔授業のバーチャル空間をより理解し、この空間を最大限に活用した相互行為、授業の展開を工夫することが大事です。
こういったことを頭に巡らせながら進めたここ数週間でした。
:チェックマーク大:
1